【比較】ジャワティーは体に悪い?レッドを避けてホワイトにするとカフェイン1.2倍

ジャワティーは体に悪い?レッドを避けてホワイトにするとカフェイン1.2倍、と無地の紅茶のペットボトルを前に驚くナナと微笑むセイジのアイキャッチ

甘くない紅茶として、食事のおともに選ばれている大塚食品の「ジャワティー」(正式な商品名は「シンビーノ ジャワティストレート」)。赤いラベルのレッドと、白いラベルのホワイトの2つの種類があります。

一方で、「ジャワティーは体に悪い」「毎日飲むとよくない」という話を耳にして、飲み続けてよいのか迷っている方もいるかもしれません。

ジャワティーでこんなお悩みありませんか
  • 体に悪いのか、はっきり知りたい
  • 添加物が入っているか気になる
  • カフェインがどのくらいか知りたい
  • レッドとホワイトのどちらがやさしいか迷う

そこで、大塚食品の公式の成分表示と、農林水産省のカフェインの資料をつき合わせて、ジャワティーの中身とカフェインの量を調べています。

結果、レッドを避けて「やさしそうな」ホワイトにすると、カフェインは1.2倍に増えることが分かりました。どちらも甘さや香料はなく、気にするならカフェインの量でした。

白いほうが、やさしいお茶だと思っていました……。

見た目の印象と、中身の数字はちがうことがあるんです。順番に確かめていきましょう。

この記事で確かめること
  • レッドとホワイトの原材料と成分
  • 1本あたりのカフェイン
  • ほかのお茶やコーヒーとの比べ方
  • 1日に何本までが目安か

使う数字は、メーカーの公式表示と国の資料に限りました。まずは、なぜ体に悪いと言われるのかから見ていきます。

目次

ジャワティーが体に悪いと言われる理由

ジャワティーって体に悪い?原材料から確かめる、と紅茶のペットボトルを前に不安そうなナナのバナー

ジャワティーは、インドネシアのジャワ島の茶葉を使った、甘くないペットボトルのお茶です。

「体に悪い」と言われる理由をたどると、3つに分かれました。添加物の心配、カフェイン、そして毎日たくさん飲むことです。

どれも、なんとなく気になっていました。

1つずつ、公式の表示と国の資料で確かめていきましょう。

添加物が入っていそう

ペットボトルのお茶には、香料やビタミンCなどの添加物が入っていることがあります。そのため、ジャワティーにも何か入っているのでは、と心配する声があります。

実際の原材料は、レッドは紅茶だけ、ホワイトは茶葉とビタミンCだけでした。2章でくわしく見ていきます。

思っていたより、ずっとシンプルなんですね。

そうなんです。原材料の欄を見ると、すぐ分かりますよ。

カフェインが入っている

紅茶やホワイトティは茶葉から作るので、カフェインが自然に含まれます。無糖でも、カフェインはゼロではありません。

量は、500ml 1本でレッドが75mg、ホワイトが90mgです。3章で、ほかの飲み物と比べます。

ホワイトのほうが多いんですか。

そうなんです。そこが今回いちばん意外だった点ですよ。

毎日たくさん飲んでいる

甘くないので、水やお茶の代わりに、1日に何本も飲む方もいるでしょう。

カフェインは、量が増えると眠れない・どきどきするなどが起きやすくなることが知られています。何本までが目安かは、5章で計算してみましょう。

飲みやすいので、つい何本も飲んでしまいます。

本数で考えると分かりやすいですよ。あとで一緒に数えましょう。

ジャワティーの原材料と成分

何が入ってる?紅茶の葉だけ、と紅茶の葉の小皿とペットボトルを前に説明するセイジのバナー

レッドとホワイトの中身を、大塚食品の公式の製品情報(レッド)と(ホワイト)で確かめました。

結果、どちらもカロリー・糖類はゼロで、香料も入っていませんでした。

ジャワティーのレッドとホワイトの原材料と成分を500ml1本で比べた図

甘くないのに、こんなにシンプルなんですね。

そうなんです。気にするなら、カフェインの量だけと言ってよいですよ。

レッドは紅茶だけ

500ml 1本レッドホワイト
原材料紅茶(インドネシア産)茶葉(ホワイトティ)/ビタミンC
エネルギー0kcal0kcal
糖類0g0g
食塩相当量0g0.1g
カフェイン(参考値)75mg90mg
ポリフェノール300mg250mg
出典:大塚食品 ジャワティストレート レッド・ホワイト(100mlあたりの値を500mlに換算。ポリフェノールは1本あたりの表示)

レッドの原材料は「紅茶(インドネシア産)」だけです。公式の説明でも、無糖・無香料のストレートティとされています。砂糖などの糖分は加えられていません。

ホワイトはビタミンCが入る

ホワイトの原材料は、「茶葉(ホワイトティ:インドネシア産)/ビタミンC」です。「/」のうしろが添加物で、ホワイトの添加物はビタミンCの1つだけでした。

ビタミンCは、果物や野菜にも含まれる栄養素です。香料のような、香りをつける添加物は入っていません。香料の入った無糖紅茶については、午後の紅茶 無糖の記事でくわしく確かめました。

添加物が1つだけなら、安心ですね。

そうですね。名前を見て、何の成分か分かるものばかりですよ。

カロリーと糖類はゼロ

レッドもホワイトも、エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物はすべて0と表示されています。

甘い紅茶飲料とちがい、砂糖のとりすぎを心配する必要はありません。食事に合わせるお茶として作られているためです。

甘くないから、カロリーの心配もないんですね。

そのとおりです。だからこそ、残る論点はカフェインなんですよ。

レッドを避けてホワイトにするとカフェイン1.2倍

白いほうがやさしい?カフェイン1.2倍、と長さのちがう2本の棒を前に驚くナナのバナー

次に、カフェインを1本あたりで比べました。大塚食品の公式表示と、キリンの公式Q&Aの100mlあたりの参考値を、500mlに直しています。

結果、ホワイトは90mgで、レッドの75mgの1.2倍でした。午後の紅茶 おいしい無糖の50mgと比べると、どちらも多めでした。

ジャワティーのホワイト・レッドと午後の紅茶おいしい無糖のカフェインを500mlで比べた図

白いお茶のほうが多いなんて、意外です。

そうなんです。「白い=やさしい」とは限らないんですよ。

1本あたりで比べると

500ml 1本カフェイン100mlあたり
ジャワティー ホワイト90mg18mg
ジャワティー レッド75mg15mg
午後の紅茶 おいしい無糖50mg10mg
出典:大塚食品 レッド・ホワイト、キリン「午後の紅茶」に含まれているカフェインの量(いずれも参考値)

100mlあたりでは、ホワイトがレッドより3mg多いだけです。それでも500mlを飲みきると、15mgの差になります。

ホワイトはやさしいとは限らない

ホワイトは、白い産毛におおわれた芯芽と一葉だけを、おだやかに発酵させた茶葉を使っていると公式に説明されています。

色も味もやわらかいので軽い飲み物に見えますが、カフェインはレッドより多いのです。カフェインを控えたい日は、ホワイトよりレッドのほうが少なくすみます。

色や味だけで選ばないほうがいいんですね。

そうなんです。100mlあたりの参考値を見るのがいちばん確実ですよ。

家でいれたお茶やコーヒーとも比べる

家でいれたコーヒー・紅茶・せん茶とジャワティーのカフェインを500mlで比べた図

農林水産省の資料にある、家でいれたお茶やコーヒーの値(日本食品標準成分表2020の浸出液)を500mlに直すと、紅茶150mg、せん茶100mg、コーヒー300mgでした。

ジャワティーは、家でいれる紅茶の半分ほどです。お茶に替えた場合のカフェインは、爽健美茶の記事でも比べました。ただし、家でいれるお茶の濃さは、茶葉の量やいれる時間で変わります。

ペットボトルのほうが、薄めに作られているんですね。

そうなんです。家でいれる紅茶にすると、かえってカフェインは増えますよ。

カフェインの1日の目安は大人400mg

1日どこまで飲める?大人は400mgが目安、とコーヒーと紅茶のカップを前に微笑むセイジのバナー

では、どのくらいまでなら飲んでよいのでしょうか。農林水産省の資料に、海外の国や機関が示す目安がまとめられています。

結果、健康な大人は1日400mg、妊娠中・授乳中は1日200mg(欧州・英国)が目安でした。

400mgって、ジャワティーだと何本くらいなんでしょう。

5章で本数に直しますね。まずは目安の中身を見ていきましょう。

海外の目安

国・機関だれ1日の目安
欧州・英国健康な大人400mg
欧州・英国妊婦・授乳婦200mg
欧州・英国子ども体重1kgあたり3mg
WHO妊婦300mg
カナダ18歳未満体重1kgあたり2.5mg
出典:農林水産省「カフェインの過剰摂取について」「各国におけるカフェインの摂取に関する注意喚起等」

欧州・英国では、1回あたり体重1kgにつき3mgという目安もあります。体重60kgの人なら1回180mgで、ホワイトなら2本分にあたります。

日本に決まった基準はない

日本では、カフェインの明確な基準や、具体的な摂取量の目安は示されていません。そのため、国の機関は海外の目安をもとに情報を出しています。

農林水産省は、成分表示にカフェインの量があれば確かめて、飲みすぎないようにと呼びかけています。ジャワティーは公式サイトに参考値が出ているので、計算しやすい飲み物です。

数字が公開されているのは、ありがたいですね。

そうですね。量が分かれば、自分で調節できますよ。

とりすぎると起きること

農林水産省の資料では、カフェインをとりすぎると、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起きることがあるとされています。

お腹がゆるくなったり、吐き気が出たりすることもあります。夕方以降に何本も飲むと、眠りにくくなることがあるので、時間にも気をつけましょう。

眠れなくなるのは困ります。

夜はカフェインのない麦茶などに替えるのも、1つの方法ですよ。

1日何本まで?大人・妊娠中・子どもの目安

1日何本まで?大人はホワイト4本、と4本のペットボトルを前にしたナナとセイジのバナー

最後に、4章の目安をジャワティーの本数に直しました。大塚食品の参考値から、500ml 1本をレッド75mg・ホワイト90mgとして計算しています。

結果、健康な大人ならホワイトで1日4.4本、レッドで5.3本が目安の上限でした。ふつうに1〜2本飲むぶんには、目安の半分以下です。

カフェインの1日の目安から見たジャワティーの本数を大人・妊娠中・子どもで示した図

1日1〜2本なら、心配しなくていいんですね。

そうなんです。ただ、ほかの飲み物のカフェインも合わせて考えましょう。

大人はホワイトで4本まで

だれ(1日の目安)ホワイトレッド
健康な大人(400mg)4.4本5.3本
妊娠中・授乳中(200mg)2.2本2.6本
子ども 体重30kg(90mg)1本1.2本
子ども 体重20kg(60mg)0.6本(約330ml)0.8本(400ml)
出典:農林水産省「カフェインの過剰摂取について」(欧州・英国の目安)と大塚食品の参考値から計算

これはジャワティーだけを飲んだ場合の本数です。コーヒーやほかのお茶、チョコレートなどのカフェインも合計して考えましょう。

妊娠中は1日2本まで

妊娠中・授乳中は、欧州・英国の目安200mgで計算すると、ホワイトで2.2本、レッドで2.6本です。

農林水産省の資料では、妊婦が高濃度のカフェインをとると、おなかの赤ちゃんの発育に影響が出るおそれが報告されているとしています。コーヒーを飲む日は、ジャワティーを減らすなど調節しましょう。心配なときは、医師や助産師に相談してください。

妊娠中は、ほかの飲み物との合計が大事ですね。

そのとおりです。1日の合計で考えるのがいちばん確実ですよ。

子どもは体重で考える

子どもの目安は、欧州・英国で体重1kgあたり1日3mgです。体重30kgなら90mgで、ホワイトちょうど1本分にあたります。

体重20kgの小さな子どもなら60mgで、レッドでも1本を飲みきると超えてしまいます。子どもには、コップに分けて量を決めて渡しましょう。エナジードリンクなどのカフェインについては、オロナミンCの記事でも確かめました。

子どもには、1本まるごとは多いんですね。

そうなんです。コップ1杯ずつにすると、量が分かりやすいですよ。

ジャワティーのよくある質問

妊娠中は?子どもは?6つの疑問に答えます、と6つの吹き出しの横で首をかしげるナナのバナー

ここまでの内容をふまえて、ジャワティーについて多い疑問にまとめて答えます。

気になる質問だけ拾い読みしてください。

ジャワティーは体に悪いですか

原材料はレッドが紅茶だけ、ホワイトが茶葉とビタミンCだけで、カロリー・糖類もゼロです。気をつけたいのはカフェインで、大人なら1日1〜2本は海外の目安の半分以下におさまります。

レッドとホワイトのどちらがカフェインが多いですか

ホワイトです。100mlあたりの参考値はホワイト18mg、レッド15mgで、500ml 1本ではホワイト90mg、レッド75mgになります。

添加物は入っていますか

レッドには添加物は入っていません。ホワイトには、ビタミンCが1つだけ入っています。どちらも香料は使われていません。

毎日飲んでも大丈夫ですか

健康な大人の目安1日400mgで計算すると、ホワイトで4.4本、レッドで5.3本までです。ほかの飲み物のカフェインも合わせて、目安を超えないようにしましょう。

妊娠中に飲んでもいいですか

欧州・英国の妊婦の目安1日200mgで計算すると、ホワイトで2.2本、レッドで2.6本です。コーヒーなどほかの飲み物との合計で考え、心配なときは医師や助産師に相談してください。

子どもに飲ませてもいいですか

子どもの目安は体重1kgあたり1日3mgです。体重20kgなら60mgで、レッドでも1本を飲みきると超えるので、コップに分けて量を決めて渡しましょう。

ジャワティーは体に悪いかのまとめ

色や印象で選ばず数字で選ぶ、と2色のお茶のグラスを前にしたナナとセイジのバナー

ジャワティーは体に悪いのかを、メーカーの公式表示と国の資料で確かめてきました。

答えは「原材料はシンプルで、カロリーも糖類もゼロ。気にするのはカフェインだけで、大人なら1日1〜2本は目安の半分以下」です。

この記事のポイント
  • レッドの原材料は紅茶だけ
  • ホワイトの添加物はビタミンCだけ
  • カロリー・糖類はどちらもゼロ
  • カフェインは1本でレッド75mg・ホワイト90mg
  • 大人の目安400mgならホワイトで4.4本
  • 子どもと妊娠中は本数を決めて飲む

レッドを避けて「やさしそうな」ホワイトにすると、カフェインは1.2倍というのが、今回いちばんの発見でした。

見た目より、数字で選ぶのが大事なんですね。

そのとおりです。名前や色でこわがらず、量で考える。これがいちばん大事なポイントですよ。

次にジャワティーを選ぶときは、その日にほかに飲む物のカフェインもあわせて考えてみてください。

成分ラボでは身近な食品や添加物を、国の資料をつき合わせて1つずつ調べています。ほかのお茶や飲み物の記事も、あわせてどうぞ。

数値についての注記

本記事の原材料・栄養成分・カフェイン量は大塚食品「シンビーノ ジャワティストレート」レッド・ホワイト(500mlペットボトル)の製品情報、午後の紅茶 おいしい無糖のカフェインはキリンの公式Q&A、家でいれたお茶・コーヒーのカフェインと海外の摂取目安は農林水産省「カフェインの過剰摂取について」によります(2026年10月17日確認)。カフェインは各社の参考値で、本数は100mlあたりの値から単純に計算しました。

本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。妊娠中・授乳中の方や治療中の方は、医師の指示を優先してください。

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