10秒でエネルギーを補給できる、キャップ付きのゼリー飲料。それがウィダーインゼリー(現在の商品名は「inゼリー」)です。
忙しい朝の定番ですが、「糖の塊で体に悪い」「人工甘味料が入っている」という声を耳にして、気になっている方もいるのではないでしょうか。
- 糖質が多くて太りそう
- 人工甘味料の中身が気になる
- 朝ごはん代わりにしてよいか迷う
- 子どもに飲ませても大丈夫か不安
そこで、森永製菓の公式表示を、おにぎりやカロリーメイト ゼリーと同じ約180kcalにそろえて並べてみました。
結果、おにぎりに替えても糖質はほぼ同じでした。本当の弱点は糖質ではなく、たんぱく質が0gであることです。
ゼリーをやめて、おにぎりにすれば糖質が減ると思っていました。
ごはん115gの糖質は約41gで、ゼリー1袋の45gとほとんど変わりません。
- 7種類のうち人工甘味料が入っているのはどれか
- おにぎり・カロリーメイト ゼリーとの違い
- 糖質45gはWHOの目安のどれくらいか
- 食事代わり・子ども・妊娠中の注意点
使う数字は、森永製菓・大塚製薬の公式表示と、文部科学省・厚生労働省・WHOの資料です。
まずは、なぜ「体に悪い」と言われるのかから見ていきましょう。
ウィダーインゼリーが体に悪いと言われる理由


ウィダーインゼリーは、森永製菓が1994年から販売しているゼリー飲料です。
「体に悪い」と言われる理由をたどると4つに分かれ、数字で裏が取れるものと、誤解が広まったものが混ざっていました。
ここでは、それぞれの理由の根拠がどれくらい強いのかを先に仕分けておきます。
全部同じくらい心配なわけではないんですね。
ええ。そのまま当てはまるのは、4つのうち2つです。
糖質が多いという声
定番の「エネルギー」は1袋180kcalで、炭水化物が45.0gあります。たんぱく質と脂質は0gなので、カロリーはすべて炭水化物から来ています。
「糖の塊」という表現は大げさですが、エネルギー源が炭水化物だけという点は事実です。
この45gが多いのかどうかは、3章と5章で比べる相手を置いて確かめます。
カロリーが全部、炭水化物から来ているんですね。
「糖の塊」は大げさですが、エネルギー源が炭水化物だけなのは事実です。
人工甘味料への不安
ネット上では「ウィダーインゼリーには人工甘味料が入っている」とよく書かれています。
ところが原材料表示を1つずつ確認すると、定番のエネルギーには人工甘味料が入っていません。入っているのは一部の種類だけでした。
どの種類に何が入っているのかは、4章で一覧にします。
定番のエネルギーには、人工甘味料が入っていないんですね。
入っているのは一部の種類だけです。4章で一覧にしました。
食事代わりにする飲み方
3つ目は「朝ごはんをゼリー1袋で済ませるのは体に悪い」という声です。
公式サイトでは「おにぎりおよそ1個分」と紹介されていて、実際に朝食代わりにしている方も多いでしょう。
この不安は、おにぎりと同じカロリーで何が足りないかという問題に置き換えると、はっきり答えが出ます。
ここが、裏が取れるもう1つの理由です。
「ウイダー」が消えた理由
「ウイダーの名前が消えたのは、中身が変わったからでは」と心配する声もあります。
東洋経済オンラインの報道によると、2018年3月に「ウイダーinゼリー」から「inゼリー」へ名前が変わりました。提携先の名前を外したブランド整理で、健康上の理由による変更ではありません。
中身の問題で名前が変わったわけではないんですね。
そうです。検索では今も「ウィダーインゼリー」と呼ばれることが多いので、この記事でもその名前を使います。
ウィダーインゼリーの栄養成分と原材料


inゼリーには20種類近い商品がありますが、店頭でよく見かけるのは次の7種類です。
名前は似ていても、カロリーは0kcalから180kcalまで大きく違います。
まずは定番のエネルギーの数字を書き出し、そのあとで7種類を並べます。


同じ見た目のパッケージでも、中身はかなり違うんですね。
ええ。「ウィダーインゼリーは体に悪い」と一括りにできない理由がここにあります。
定番エネルギーの数値
| 項目 | inゼリー エネルギー 1袋180gあたり |
|---|---|
| エネルギー | 180kcal |
| たんぱく質 | 0g |
| 脂質 | 0g |
| 炭水化物 | 45.0g |
| 食塩相当量 | 0.1g |
| ビタミンC | 80〜190mg |
| 項目 | 1袋180g |
|---|---|
| エネルギー | 180kcal |
| たんぱく質 | 0g |
| 脂質 | 0g |
| 炭水化物 | 45.0g |
| 食塩相当量 | 0.1g |
食塩は0.1gと少なく、気にするべき数字は炭水化物45.0gの1つだけです。
ビタミンCは1袋で80〜190mgと、成人の推奨量100mgの前後が入っています。
原材料の1番目は液状デキストリン
| 区分 | 原材料名 |
|---|---|
| 食品 | 液状デキストリン(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖、マスカット果汁 |
| 添加物 | 酸味料、乳酸Ca、ゲル化剤(増粘多糖類)、V.C、香料、塩化K、乳化剤、パントテン酸Ca、ナイアシン、V.E、V.B1、V.B2、V.B6、V.A、葉酸、V.D、V.B12 |
| 区分 | 原材料名 |
|---|---|
| 食品 | 液状デキストリン、果糖ぶどう糖液糖、マスカット果汁 |
| 添加物 | 酸味料、ゲル化剤、香料、乳化剤、ビタミン類など |
原材料は重い順に並ぶので、一番多いのは液状デキストリンです。でんぷんを細かく分解したもので、砂糖より甘みが弱く、エネルギー補給の原料として使われます。
添加物のうち半分以上はビタミン類で、保存料や着色料は使われていません。
7種類のカロリーと甘味料
| 商品 | エネルギー | 炭水化物 | 人工甘味料 |
|---|---|---|---|
| エネルギー | 180kcal | 45.0g | なし |
| マルチビタミン | 90kcal | 22.5g | なし |
| エネルギーレモン塩分+ | 180kcal | 45.0g | なし |
| マルチミネラル | 90kcal | 22.5g | あり |
| エネルギーブドウ糖 | 128kcal | 31.9g | あり |
| プロテイン5g | 35kcal | 3.5〜5.5g | あり |
| マルチビタミン カロリーゼロ | 0kcal | 11.9g | あり |
| 商品 | kcal | 甘味料 |
|---|---|---|
| エネルギー | 180 | なし |
| マルチビタミン | 90 | なし |
| レモン塩分+ | 180 | なし |
| マルチミネラル | 90 | あり |
| ブドウ糖 | 128 | あり |
| プロテイン5g | 35 | あり |
| カロリーゼロ | 0 | あり |
カロリーが低い種類ほど、甘さを人工甘味料で補っています。
カロリーを避けると甘味料が増え、甘味料を避けるとカロリーが増える。この入れ替わりを押さえておくと、種類を選ぶときに迷いません。
カロリーゼロなら安心だと思っていました。
カロリーゼロにも、別の注意点があります。4章で見ていきましょう。
おにぎり・カロリーメイトとの比較


ゼリー1袋の糖質45gは、それだけ見ても多いのか少ないのか判断できません。
そこで、公式サイトが引き合いに出している「おにぎり1個」と、同じゼリー飲料の大塚製薬 カロリーメイト ゼリーを並べました。
カロリーをすべて約180kcalにそろえて、糖質・たんぱく質・脂質を比べます。


おにぎりのほうが体にいいイメージがあります。
糖質に限れば、その差は思ったよりずっと小さいんです。
同じ180kcalの糖質
| 約180kcalあたり | 糖質 | たんぱく質 | 脂質 |
|---|---|---|---|
| inゼリー エネルギー(180g) | 45.0g | 0g | 0g |
| ごはん115g(おにぎり1個分) | 41.0g | 2.9g | 0.3g |
| カロリーメイト ゼリー(約194g) | 28.1g | 7.4g | 4.0g |
| 180kcalあたり | 糖質 | たんぱく質 |
|---|---|---|
| inゼリー | 45.0g | 0g |
| ごはん115g | 41.0g | 2.9g |
| カロリーメイト | 28.1g | 7.4g |
ゼリー45.0gに対して、ごはん115gは41.0gでした。おにぎりに替えても、糖質は1割ほどしか減りません。
inゼリーは食物繊維の表示がないため、炭水化物をそのまま糖質として比べています。
たんぱく質は0g
はっきり差が出たのはたんぱく質です。
ごはん115gには2.9g、カロリーメイト ゼリーには7.4g入っていますが、inゼリー エネルギーは0gでした。
日本人の食事摂取基準(2025年版)では、成人女性のたんぱく質の推奨量は1日50gです。1食あたり約17gが目安になるので、ゼリー1袋だけの朝食では、その分を昼と夜で取り戻す必要があります。
「食事代わり」にしたときに足りなくなるのは、糖質ではなくたんぱく質です。
カロリーメイトの原材料
たんぱく質と脂質が入っている分、カロリーメイト ゼリーのほうが食事に近い中身です。
ただし原材料表示の1番目は砂糖で、inゼリーの液状デキストリンとは逆でした。健康的に見える商品でも、甘さの元は同じように糖分です。
どちらかが一方的に健康的、というわけではないんですね。
ええ。目的に合わせて選ぶのがいちばん現実的です。
比べ方で変わる印象
| 比べ方 | inゼリー エネルギーの位置 |
|---|---|
| 1袋のカロリー | おにぎり1個とほぼ同じ(180kcal) |
| 同じカロリーの糖質 | おにぎりとほぼ同じ・カロリーメイトより多い |
| 同じカロリーのたんぱく質 | 3つの中でいちばん少ない(0g) |
| 食塩 | 0.1gで3つともごく少ない |
| 比べ方 | 位置 |
|---|---|
| カロリー | おにぎりと同じ |
| 糖質 | おにぎりと同じ |
| たんぱく質 | いちばん少ない |
| 食塩 | 少ない |
糖質で見れば、ゼリーとおにぎりはほぼ同じもの。違いは中に何が入っていないかです。
評判の「糖が多い」は言いすぎで、「たんぱく質がない」が本当の弱点というのが、比較から出た結論です。
人工甘味料が入っている種類


人工甘味料が心配な方にとって大事なのは、「どの種類に入っているか」です。
7種類の原材料表示を確認すると、甘味料が入っているのは4種類でした。
ここでは、入っている甘味料の名前と、公的機関がどう評価しているかを見ていきます。
甘味料が入っていない種類を選べば、それで解決ですか。
その場合はカロリーが増えます。どちらを取るかの問題です。
定番エネルギーは甘味料なし
エネルギー・マルチビタミン・エネルギーレモン塩分+の3種類は、甘さを果糖ぶどう糖液糖や砂糖でつけています。
スクラロースやアセスルファムKは使われておらず、人工甘味料を避けたいなら定番のエネルギーで足ります。
ネット上の「ウィダーインゼリーには人工甘味料が入っている」は、一部の種類の話が全体に広がったものです。
人工甘味料を避けたいなら、定番を選べばいいんですね。
はい。甘さは果糖ぶどう糖液糖や砂糖でつけています。
入っている4種類
- マルチミネラル:アセスルファムK、スクラロース
- エネルギーブドウ糖:スクラロース、アセスルファムK
- プロテイン5g:ステビア、スクラロース、アセスルファムK
- マルチビタミン カロリーゼロ:エリスリトール、スクラロース、アセスルファムK
4種類とも、甘味料の量そのものは公表されていません。
甘味料を使う理由は、砂糖を減らしてカロリーを下げるためです。90kcalや0kcalといった低いカロリーは、甘味料があってこそ成り立っています。
スクラロースとアセスルファムK
JECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)は、スクラロースとアセスルファムKの1日摂取許容量(ADI)を、どちらも体重1kgあたり15mgとしています。
体重50kgの人なら、毎日一生とり続けても健康への影響がないとされる量が750mgという意味です。ゼリーに入っている量は非公表ですが、甘味料は砂糖の数百倍の甘さがあるため、使われる量はごくわずかです。
甘味料と糖分の入れ替わりは、ぐんぐんグルトの記事でも同じ形で出ています。
体重50kgなら、1日750mgまで大丈夫なんですね。
毎日一生とり続けても健康への影響がないとされる量です。
エリスリトールとお腹
カロリーゼロに入っているエリスリトールは、糖アルコールの一種です。
森永製菓の公式Q&Aでは、エリスリトールやスクラロースなどの甘味料が入った種類について、「体質によって、お腹がゆるくなる場合があります」と説明しています。
飲むとお腹がゴロゴロしやすい方は、カロリーゼロを避けて、定番のエネルギーかマルチビタミンを選ぶと安心です。
「飲むと下痢をする」という声は、主にこの糖アルコールの話です。
糖質45gの目安と1日の量


ここまでで、ゼリー1袋の糖質はおにぎりとほぼ同じだと分かりました。
では、1日に何袋までなら目安に収まるのでしょうか。
使うのは、WHOの糖類の目安と、厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2025年版)です。


1日1袋なら飲んでも大丈夫ですか。
糖質だけで見れば1袋は問題ありません。ただし種類で注意点が変わります。
WHOの目安は50g
WHOの「Healthy diet」では、砂糖などの遊離糖類を総エネルギーの10%未満、成人2,000kcalで1日50g未満にするよう勧めています。
5%(25g)未満にすると、さらに望ましいとされています。
ネット上では「1日25g未満が目安」とも書かれていますが、25gは「さらに望ましい値」で、目安そのものは50gです。


45gがすべて糖類ではない
inゼリー エネルギーの炭水化物45gのうち、糖類がどれだけかは公表されていません。
一番多い原材料の液状デキストリンは、食品表示では「糖類」と区別されるため、45gのすべてがWHOの言う遊離糖類とは限りません。
仮に45gがすべて糖類だったとしても、1袋でWHOの目安の9割です。1日1袋なら、甘い飲み物やお菓子を重ねない限り目安に収まります。
全部が糖類だとしても、1日1袋なら目安の中なんですね。
ほかの甘いものと重ねないことが大切です。
マルチビタミンは1日1袋まで


注意が必要なのは、糖質よりもマルチビタミンのビタミンAです。1袋に770〜1,367μg入っていて、成人女性の推奨量650〜700μgを1袋で満たします。
食事摂取基準のビタミンAの耐容上限量は、成人で1日2,700μgです。表示の上限側で計算すると、2袋で上限量に届きます。
ほかにサプリメントを飲んでいる方は、マルチビタミンは1日1袋までにしておくのが安全です。
ビタミンは多いほどいいと思っていました。
ビタミンAは体にたまるタイプなので、とりすぎに上限があるんです。
飲むタイミング
森永製菓は、エネルギーを「1日のスタートに」「運動前に」と勧めています。
すぐにエネルギーに変わる炭水化物だけでできているので、運動前や食事をとる時間がないときの補給が本来の使い方です。
逆に、夕食後のデザート代わりに毎日飲むと、そのまま1日のカロリーに上乗せされます。
運動前や、食事の時間がないときに飲むのがいいんですね。
夕食後のデザート代わりに毎日飲むと、そのままカロリーに上乗せされます。
飲み方の注意点


最後に、食事代わりにするとき、子どもや妊娠中の方が飲むときの注意点をまとめます。
いずれも森永製菓の公式Q&Aで、メーカー自身が答えている内容です。
ネット上の噂より、まずメーカーの答えを押さえておきましょう。
子どもに飲ませていいのか、ずっと気になっていました。
公式Q&Aに、はっきりとした答えがあります。
食事代わりにするなら
朝食をゼリー1袋で済ませると、糖質はおにぎり1個分とれても、たんぱく質は0gのままです。
食事代わりにするなら、ゆで卵を1個足すだけで、たんぱく質を約6g補えます。
毎日の朝食をゼリーだけにする習慣は、たんぱく質不足につながるので避けてください。


子どもが飲むとき
森永製菓の公式Q&Aでは、inゼリーは基本的に子どもが飲んでも問題ないとしたうえで、特におすすめなのが「inゼリーエネルギー」だと答えています。
一方で、「乳幼児・小児は本品の摂取を避けてください」と表示のある種類や、甘味料入りの種類には注意が必要です。
子どもには定番のエネルギーを選び、年齢に合わせて量を減らすのが、メーカーの答えに沿った飲ませ方です。
子どもには、定番のエネルギーがおすすめなんですね。
表示に注意書きのある種類や、甘味料入りの種類は避けましょう。
妊娠中の方
公式Q&Aでは、原材料が水分と炭水化物中心なので、基本的に妊娠中でも問題ないとしています。
ただし、マルチビタミンなどビタミンAの多い種類には、「妊娠3か月以内又は妊娠を希望する女性は過剰摂取にならないように注意してください」と表示されています。
つわりで食事がとれないときは、マルチビタミンではなくエネルギーを選ぶと安心です。
妊娠中でも、基本的には飲んでいいんですね。
ビタミンAの多い種類だけは、表示の注意書きを確かめてください。
開封後と保存
飲みきれなかったときは、直接口をつけず別の容器に取り出し、キャップを閉めて冷蔵庫に入れてその日のうちに飲みきるよう案内されています。
冷凍しても成分はほぼ変わりませんが、溶けると水っぽくなり、元の食感には戻りません。
直射日光や高温の場所に置くとビタミンが減ることもあるので、常温でも涼しい場所に置きましょう。
ウィダーインゼリーのよくある質問


ここまでの数字をふまえて、ウィダーインゼリーについて多い疑問にまとめて答えます。
いずれも公式表示と公的機関の資料にもとづいた回答です。
気になる質問だけ拾い読みしてください。
ウィダーインゼリーを毎日飲むと太りますか
エネルギー1袋は180kcalで、1日2,000kcalの約9%です。食事に上乗せして毎日飲むと、その分だけカロリーが増えます。
朝食の代わりにするなど、ほかの食事と置き換える形なら、それだけで太る量ではありません。
ウィダーインゼリーに人工甘味料は入っていますか
定番のエネルギー・マルチビタミン・エネルギーレモン塩分+には入っていません。
マルチミネラル・エネルギーブドウ糖・プロテイン5g・マルチビタミン カロリーゼロには、スクラロースやアセスルファムKが入っています。
朝ごはん代わりにしても大丈夫ですか
ときどきなら問題ありません。ただしエネルギー1袋のたんぱく質は0gなので、毎日続けるとたんぱく質が不足しがちです。
ゆで卵を1個足すと、たんぱく質を約6g補えます。
子どもは何袋まで飲んでいいですか
森永製菓は子どもに「inゼリーエネルギー」を特にすすめていて、年齢や体調に合わせて量を加減するよう案内しています。
甘味料入りの種類や、「乳幼児・小児は本品の摂取を避けてください」と表示のある種類は避けてください。
飲むとお腹がゆるくなるのはなぜですか
エリスリトールやスクラロースなどの甘味料が入った種類は、体質によってお腹がゆるくなることがあると森永製菓が説明しています。
気になる方は、甘味料の入っていないエネルギーかマルチビタミンを選んでください。
ウイダーinゼリーとinゼリーは違う商品ですか
同じ商品です。2018年3月に「ウイダーinゼリー」から「inゼリー」へ名前が変わりました。
提携先の名前を外したブランドの整理で、健康上の理由による変更ではありません。
ウィダーインゼリーについてのまとめ


ウィダーインゼリーが体に悪いのかを、森永製菓の公式表示と公的機関の資料で確かめてきました。
答えは「糖質はおにぎりとほぼ同じで、足りないのはたんぱく質」です。
- エネルギー1袋は180kcal・炭水化物45.0g
- 同じ180kcalのごはんの糖質は41.0gでほぼ同じ
- たんぱく質は0gで、食事代わりの弱点はここ
- 定番のエネルギーに人工甘味料は入っていない
- 甘味料入りは4種類で、お腹がゆるくなることも
- マルチビタミンはビタミンAが多く1日1袋まで
ゼリーを避けておにぎりにしても、糖質はほとんど減らないというのが、今回いちばんの発見でした。
ゼリーかおにぎりかより、何を足すかが大事なんですね。
そうです。1袋にゆで卵を1個足せば、それで朝食の弱点は埋まります。
次にウィダーインゼリーを買うときは、目的で種類を選んでみてください。朝食や運動前なら定番のエネルギー、甘味料を避けたい子どもにもエネルギー、ビタミン目的ならマルチビタミンを1日1袋。
同じ忙しいときの栄養補給では、カロリーメイトの記事もあります。4本400kcalのうち約半分が脂質でしたが、同じ400kcalをメロンパンに替えると糖質は1.7倍、ビタミンB1は6分の1になりました。












小腹を満たす栄養補給の食品では、ソイジョイも調べています。添加物は香料だけで、脂質を避けてバナナに替えると糖質は約4.4倍になりました。
汗をかいたときの水分補給なら、グリーンダカラの記事もどうぞ。
朝ごはんをシリアルにする人は、コーンフロスティも調べています。牛乳をかけた1食とごはん1杯を同じカロリーで比べると、ごはんの糖質は約1.5倍でした。
同じ栄養調整食品では、クリーム玄米ブランも調べています。1袋174kcalで、脂質の割合はクッキーとほぼ同じでした。
原材料の1番目にある液状デキストリンは、マルトデキストリンの記事でくわしく調べました。日本では添加物ではなく食品で、体の中ではご飯のでんぷんと同じブドウ糖になります。
成分ラボでは身近な食品を、メーカーの公式表示と国の資料をつき合わせて1つずつ調べています。
甘味料と糖分の入れ替わりや、カフェイン入りの栄養ドリンクの記事もあわせてどうぞ。




本記事の栄養成分値は各メーカーが公表する数値です(2026年9月28日確認)。製品規格や原材料の変更により変わることがあるため、購入時はお手元の商品の表示をご確認ください。
本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。糖尿病などで食事の制限を受けている方は、医師の指示を優先してください。








