「ファイトバクハツ」でおなじみの、アサヒ飲料のドデカミン。
仕事や部活の合間に手が伸びる一方で、「エナジードリンクだから体に悪い」という口コミや評判を耳にして、気になっている方もいるのではないでしょうか。
- カフェインのとりすぎが心配
- 1本の糖分が多そうで不安
- 人工甘味料が入っていて怖い
- 毎日飲んでも平気か知りたい
カフェインが気になるから、ドデカミンはやめてお茶にしようかと思ってたんです。
お茶に替えると、カフェインはかえって約3倍に増えます。
そこで、アサヒ飲料の公式表示をお茶やコーヒー、同じメーカーの炭酸飲料と同じ条件で並べ、国の資料と照らし合わせました。
ドデカミン1本のカフェインは25mgで、ペットボトルのお茶1本の約3分の1です。
本当に気をつけたいのはカフェインではなく、1本23.5gの糖分のほうでした。


えっ、エナジードリンクなのにお茶より少ないんですか。
表示を見るとそうなります。そのかわり、糖分にはきちんと向き合う必要があります。
- カフェイン25mgは多いのか少ないのか
- 糖分23.5gは1日の目安の何%か
- アスパルテームは避けるべきか
- 12種類の元気成分の本当の量
- ゼロに替えると何が変わるか
使う数字は、アサヒ飲料・伊藤園の公式表示と、農林水産省・WHOの資料です。
読み終わるころには、ドデカミンをやめるべきか、どう飲めばいいのかが判断できます。
まずは、なぜ「体に悪い」と言われるのかから見ていきます。
ドデカミンが体に悪いと言われる理由


ドデカミンは、アサヒ飲料が「12種類の元気成分と強炭酸」をうたって販売しているエナジー炭酸飲料です。
定番のPET500mlのほかに、缶250mlのmini、アルギニンを増やしたストロング、カロリーゼロのゼロがあります。
「体に悪い」と言われる理由をたどると4つに分かれ、数字の裏づけがあるのはそのうち1つだけでした。
エナジードリンクって、まとめて体に悪いイメージがありました。
ひとまとめにせず、1つずつ数字で確かめるのが近道です。
エナジードリンクのカフェイン
いちばん多く挙がるのがカフェインです。エナジードリンクと聞くと、強い刺激を想像する方が多いはずです。
ところが公式表示では、ドデカミンのカフェインは100mlあたり5.0mgで、500ml1本でも25mgでした。
この心配は、数字を見るとほぼ当てはまりません。
2章で、お茶やコーヒーと並べて確かめます。
1本23.5gの糖分
2つ目は糖分です。ドデカミンの炭水化物は100mlあたり4.7gで、1本では23.5gになります。
脂質もたんぱく質も0gなので、1本95kcalのほぼすべてが糖分からきています。
4つの理由のうち、数字で裏づけられるのはここだけでした。
3章で、WHOの目安とほかの炭酸飲料に並べます。
アスパルテームなどの人工甘味料
3つ目は、原材料に並ぶアスパルテームとアセスルファムKです。
2023年にアスパルテームが「発がん性があるかもしれない」グループに分類されたニュースを覚えている方もいるでしょう。
ただ、この分類には量の話が抜けて伝わっている部分があります。
ニュースを見てから、甘味料入りは避けるようにしてました。
4章で、WHOが示した「何本で目安を超えるか」を出します。
元気成分への期待と不信
4つ目は、「12種類の元気成分」が本当に効くのかという疑問です。
高麗人参やマカ、アミノ酸と聞くと体によさそうですが、効かないならただの甘い炭酸だという見方もあります。
量を計算すると、栄養として期待できる量ではありませんでした。
5章で、ゆで卵と比べてみます。
ドデカミンのカフェインをお茶と比較


ドデカミン1本のカフェイン25mgは、それだけ見ても多いのか少ないのか判断できません。
そこで、同じようにペットボトルで買える緑茶と、コーヒー1杯、同じシリーズのストロングを相手に、公式表示と国の資料の数字だけで比べました。
カフェインが心配でお茶やコーヒーに乗り換えようと考えている方ほど、見てほしい章です。
お茶はやさしい飲み物だと思ってました。
そう考える方は多いです。ところが、カフェインに限ると逆でした。
1本あたりのカフェイン量
それぞれ1本(1杯)あたりのカフェインを並べました。
| 1本あたり | 容量 | カフェイン |
|---|---|---|
| ドデカミン | PET500ml | 25mg |
| ドデカミンmini | 缶250ml | 12.5mg |
| ドデカミンストロング | ボトル缶300ml | 約60mg |
| お〜いお茶 緑茶 | PET600ml | 約78mg |
| コーヒー(浸出液) | 1杯150ml | 約90mg |
| 1本 | カフェイン |
|---|---|
| ドデカミン | 25mg |
| ストロング | 約60mg |
| お〜いお茶 | 約78mg |
| コーヒー1杯 | 約90mg |
お〜いお茶はPET600ml1本で約78mgあり、ドデカミン1本の約3倍でした。
同じ500mlにそろえても約65mgで、2.6倍の差があります。
コーヒー1杯の約3分の1
農林水産省の資料では、コーヒーの浸出液のカフェインは100mlあたり60mgです。
マグカップより小さい150mlの1杯でも約90mgになり、ドデカミン1本はその約3分の1以下にとどまります。
「エナジードリンクだからコーヒーより強い」というイメージは、ドデカミンには当てはまりませんでした。
ドデカミン1本より、朝のコーヒーのほうが多いんですね。
ええ。カフェインを気にするなら、まず見直すべきは毎日のコーヒーやお茶の杯数です。
ストロングは約2.4倍
ただし、同じドデカミンでもストロングは別物です。
公式表示のカフェインは100mlあたり約20mgで、300mlの1本では約60mgになります。
容量は少ないのに、カフェインは定番の約2.4倍でした。
カフェインを控えたい日は、ストロングではなく定番かminiを選ぶと確実です。
1日の目安との比較
日本ではカフェインの摂取量の基準は決められていませんが、農林水産省は海外機関の目安を紹介しています。
健康な大人は1日400mgまで(欧州食品安全機関・カナダ保健省など)、妊娠中や授乳中は1日200mg(欧州食品安全機関・英国NHS)です。
ドデカミン1本の25mgは、大人の目安の約6%、妊娠中の目安でも約13%にとどまり、1本で目安を心配する量ではありません。


ドデカミンの糖分を炭酸飲料と比較


カフェインの心配がほぼ外れた一方で、糖分は数字で裏づけのある心配でした。
ドデカミン1本の炭水化物は23.5gで、成分表示では脂質もたんぱく質も0gです。
この23.5gが多いのかを、WHOの目安と、同じアサヒ飲料の三ツ矢サイダーに並べて確かめます。
糖分は、正直いちばん考えたくなかったところです。
数字で見れば、どこまでなら大丈夫かも分かります。
1本23.5gはWHOの目安の約半分
WHOの「Healthy diet」では、砂糖や液糖などの遊離糖類を総エネルギーの10%未満にするよう勧めています。
1日2,000kcalの人なら50g未満で、さらに5%(25g)以下がより望ましいとされています。


ドデカミン1本の23.5gは、上限50gの約47%で、より望ましい25gにはほぼ届く量です。
三ツ矢サイダーの半分以下
比べる相手に、同じアサヒ飲料で果糖ぶどう糖液糖を使う三ツ矢サイダーを置きました。
| 500mlあたり | ドデカミン | 三ツ矢サイダー | ドデカミンゼロ |
|---|---|---|---|
| エネルギー | 95kcal | 210kcal | 0kcal |
| 炭水化物 | 23.5g | 55g | 4.0g(糖類0g) |
| 食塩相当量 | 0.5g | 0.15g | 0.55g |
| カフェイン | 25mg | 表示なし | 25mg |
| 500ml | kcal | 糖分 |
|---|---|---|
| ドデカミン | 95 | 23.5g |
| 三ツ矢サイダー | 210 | 55g |
| ゼロ | 0 | 糖類0g |
三ツ矢サイダーは1本55gで、ドデカミンの約2.3倍でした。
ドデカミンは一般的な甘い炭酸飲料と比べると、糖分が半分以下に抑えられています。
甘味料を併用している理由
ドデカミンの糖分が少ないのは、果糖ぶどう糖液糖に加えて、アセスルファムKとアスパルテームを使っているからです。
甘味料で甘さの一部をまかなうことで、液糖の量を減らしています。
つまり、甘味料を避けて甘味料なしの炭酸を選ぶと、糖分はかえって増えるという関係です。
甘味料が入っているのは、糖分を減らすためだったんですね。
甘味料と糖分の関係は、ぐんぐんグルトの記事でもくわしく比べています。
問題になるのは本数
1本なら目安の範囲に収まりますが、2本飲むと47gで、上限の50gにほぼ届きます。
ほかのお菓子やジュースの糖分も合わせると、1日2本以上は目安を超えやすいと考えてください。
強炭酸で飲みやすいぶん、本数が増えやすい飲み物でもあります。
ドデカミンの付き合い方は、1日1本までが1つの区切りです。
ドデカミンの甘味料と添加物


原材料名はスラッシュ「/」を境に、前が食品、後ろが添加物です。
ドデカミンの添加物は、炭酸・酸味料・香料・甘味料・色素と、カフェイン、ビタミン、アミノ酸に分かれます。
不安の声が多い甘味料から順に、役割と安全性の評価を確かめました。
カタカナが多くて、見るだけで身構えてしまいます。
役割ごとにまとめると、数はぐっと少なくなります。
添加物の一覧と役割
| 添加物 | 役割 |
|---|---|
| 炭酸 | 強炭酸の刺激 |
| 酸味料 | 味を締める |
| 香料 | 香りをつける |
| 甘味料(アセスルファムK・アスパルテーム) | 糖分を減らして甘さを出す |
| カロテン色素 | 黄色い色をつける |
| カフェイン | 苦みと元気感 |
| V.C・ナイアシン・V.B6 | ビタミンの強化 |
| アルギニンなどアミノ酸6種 | 元気成分としての配合 |
| 添加物 | 役割 |
|---|---|
| 甘味料 | 糖分を減らす |
| 酸味料 | 味を締める |
| カロテン色素 | 色づけ |
| カフェイン | 苦み |
| ビタミン・アミノ酸 | 元気成分 |
ビタミンやアミノ酸も、食品に加えるときは添加物として表示されます。
ドデカミンの添加物のうち、およそ半分はビタミンとアミノ酸でした。
アスパルテームの評価
2023年7月、WHOの国際がん研究機関(IARC)は、アスパルテームを「ヒトに対して発がん性があるかもしれない」グループ2Bに分類しました。
一方で、同時に評価したFAOとWHOの合同専門家会議(JECFA)は、一日摂取許容量を体重1kgあたり40mgのまま据え置いています。
WHOの発表では、体重70kgの大人が許容量を超えるには、ダイエット炭酸を1日9〜14缶以上飲む必要があるとしています。
分類されたのに、許容量はそのままなんですね。
分類は「証拠の強さ」、許容量は「どれだけまでなら安全か」を示すもので、見ているものが違います。
L-フェニルアラニン化合物の意味
原材料名の「アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物」という書き方も、不安を招きやすい表示です。
アミノ酸のフェニルアラニンをうまく代謝できない、フェニルケトン尿症の人が避けられるよう、食品表示のルールで義務づけられています。
危険だから書いてあるのではなく、特定の体質の人に向けた注意書きだと読むのが正確です。
フェニルケトン尿症の方は、ドデカミンを避けてください。
保存料と着色料
ドデカミンの原材料には、保存料が入っていません。
色づけに使われているカロテン色素は、にんじんやかぼちゃの色と同じ系統の黄色い色素です。
ドクターペッパーなどで話題になるカラメル色素や安息香酸Naは使われていません。
色素も、野菜と同じ系統の色なんですね。
名前だけで判断せず、何のために入っているかを見ると印象が変わります。
12種類の元気成分の効果


ドデカミンの名前の由来にもなっている「12種類の元気成分」は、商品のいちばんの売りです。
公式サイトには、アミノ酸とビタミンの量が100mlあたりで表示されています。
1本あたりに直して、身近な食べ物と比べると、元気成分の本当の役割が見えてきました。
元気成分が入っているから、ちょっと体にいい気がしてました。
その期待を、数字で確かめてみましょう。
アミノ酸6種は合計62mg
表示されているアミノ酸は、アルギニン・アラニン・グリシン・ロイシン・イソロイシン・バリンの6種類です。
100mlあたりの合計は12.4mgで、1本500mlでは約62mgになります。


文部科学省の食品成分データベースでは、ゆで卵1個(50g)のたんぱく質は約6.3gで、ドデカミン1本のアミノ酸はその約100分の1でした。
ビタミンCとナイアシン
ビタミンCは100mlあたり12〜48mgで、1本では60〜240mgです。
大人の推奨量は1日100mgなので、1本で1日分に届くこともあります。
ただしビタミンCは余った分が尿に出ていくため、多くとっても体にためておけない栄養素です。
ほかのビタミンも同じ考え方です。
ナイアシンは1本7.5mg、ビタミンB6は0.75mgで、どちらもふだんの食事で補える量でした。
高麗人参やマカは量が非公開
高麗人参エキス・調製ローヤルゼリー・ガラナ・マカは、原材料名には並んでいますが、量は公表されていません。
量が分からない以上、効き目を数字で確かめることはできません。
ガラナにはカフェインが含まれますが、栄養成分のカフェインは飲み物全体の量なので、ガラナの分も25mgの中で考えてかまいません。
量が書いていないと、期待していいのか分かりませんね。
表示にないものは、あてにしないのが安全です。
ストロングのアルギニン
ストロングは、アルギニンを100mlあたり135mg、1本300mlで約405mg配合しています。
定番のドデカミン1本のアルギニン12.5mgと比べると、約32倍です。
ただしストロングはカフェインも約60mgに増え、炭水化物も1本18.9gあります。
アルギニンだけを増やした商品ではない点に注意してください。
ドデカミンとゼロの違い


糖分が気になる方に、アサヒ飲料は「ドデカミンのゼロが好きだと叫びたい」(以下ゼロ)を出しています。
同じPET500mlの公式表示を並べると、変わるのは糖分と甘味料の組み合わせで、カフェインは同じでした。
ゼロに替えるべきか迷っている方に向けて、違いを3つに絞りました。
ゼロって、甘味料が増えて逆に体に悪くないですか。
そこも含めて、表示をそのまま比べます。
カロリーと糖分の比較


ゼロのエネルギーは0kcalで、糖類は0gです。
炭水化物は100mlあたり0.8gありますが、これは原材料の先頭にある食物繊維によるものです。
1本あたりの糖分は23.5gから0gになり、WHOの目安を気にする必要がなくなります。
甘味料の違い
ドデカミンの甘味料はアセスルファムKとアスパルテームで、ゼロはアセスルファムKとスクラロースです。
ゼロは果糖ぶどう糖液糖を使わないぶん、甘さを甘味料だけでまかなっています。
どちらも国が使用を認めた甘味料で、ゼロだから危険な甘味料が増えているわけではありません。
ゼロだけ特別な甘味料を使っているわけではないんですね。
アスパルテームを避けたい方にとっては、ゼロのほうが条件に合います。
カフェインと元気成分は同じ
ゼロのカフェインも100mlあたり5.0mgで、1本25mgです。
アミノ酸・ナイアシン・ビタミンB6の表示量も定番と同じで、ビタミンCだけ上限が60mgと少し高くなっています。
ゼロに替えても、元気成分は減りません。
糖分だけなくなると考えればいいんですね。
ええ。毎日飲むなら、ゼロに替えるのがいちばん手軽な対策です。
体に悪くしない飲み方


ドデカミンの問題は、カフェインや添加物よりも「糖分を本数で積み上げてしまう」ことでした。
逆に言えば、飲み方を少し変えるだけで心配はほぼなくなります。
今日から使える方法を4つにまとめました。
やめなくていいなら、それがいちばんうれしいです。
やめる必要はありません。本数と選び方だけです。
1日1本までにする
いちばん効くのは、1日1本までと決めることです。
1本なら糖分23.5gで、WHOの上限50gの半分以内に収まります。
2本目を飲みたくなったら、2本目だけゼロにすると、糖分は増えません。
本数を決めておくと、強炭酸の飲みやすさに流されにくくなります。
毎日ならゼロを選ぶ
毎日の習慣になっているなら、はじめからゼロを選ぶのが確実です。
1日1本を30日続けると、定番では糖分が約705gになり、ゼロなら0gのまま。
カフェインと元気成分は同じなので、失うのは糖分だけです。
1か月で700g以上って、聞くと大きいですね。
毎日飲む飲み物ほど、1本の差が積み上がります。
お茶やコーヒーとの合計を見る
カフェインはドデカミン単体では少なくても、お茶やコーヒーと合わせると増えていきます。
たとえば、コーヒー2杯とお茶1本とドデカミン1本なら、合計で約283mgです。
大人の目安400mgには収まりますが、妊娠中の目安200mgは超えるので、1日の合計で見ることが大切です。
ドデカミンだけを減らしても、カフェインの合計はあまり変わりません。
寝る前と子どもは控える
カフェインは少量でも、寝る前に飲むと寝つきに影響することがあります。
子どもの目安は、カナダ保健省で1日体重1kgあたり2.5mgまでとされ、体重30kgなら75mgです。
ドデカミン1本はその3分の1にあたるので、大人と同じ感覚で毎日与えないほうが安心です。
子どもだと、1本で目安の3分の1になるんですね。
大人と同じ感覚で飲ませず、寝る前は控えましょう。
ドデカミンのよくある質問


ここまでで数字の話は終わりです。最後に、飲むときに迷いやすい点をまとめました。
どれも公式の表示と公的な資料の範囲で答えています。
持病があって食事や飲み物の制限を受けている場合は、必ず主治医の指示を優先してください。
ドデカミンに元気が出る効果はありますか
アミノ酸は1本で合計約62mgで、ゆで卵1個のたんぱく質の約100分の1です。高麗人参やマカは量が公表されていません。
飲んでシャキッとする感じがあるとしたら、主にカフェインと糖分によるものと考えられます。
毎日飲んでも大丈夫ですか
1日1本なら、糖分23.5gはWHOの上限50gの半分以内、カフェイン25mgは大人の目安400mgの約6%です。1本で目安を超える成分はありません。
気をつけたいのは、毎日の習慣になると糖分が積み上がる点です。毎日飲むなら、糖類0gのゼロに替えるのがいちばん手軽です。
エナジードリンクの中でもカフェインは多いほうですか
少ないほうです。農林水産省の資料では、エナジードリンクのカフェインは100mlあたり28〜300mgと幅があります。
ドデカミンは100mlあたり5.0mgで、この範囲の下限よりも少ない量です。ただし、ストロングは100mlあたり約20mgと定番の4倍あります。
ダイエット中に飲んでも太りませんか
1本95kcalで、1日2,000kcalの約5%にあたります。1本で太るとは考えにくい量ですが、そのほぼすべてが糖分からきています。
ダイエット中なら、0kcalのゼロを選ぶほうが確実です。カフェインと元気成分の量は定番と変わりません。
ペットボトル症候群になりませんか
全国清涼飲料連合会によると、ペットボトル症候群は糖分10%程度の清涼飲料水を毎日1.5L以上、1か月以上飲み続けたケースで報告されています。
ドデカミンの糖分は約4.7%ですが、1.5L飲めば糖分は約70gになります。のどが渇いたときに水代わりに何本も飲むのは避けてください。
熱中症対策の水分補給に使えますか
ドデカミンの食塩相当量は100mlあたり0.1gで、熱中症対策で勧められる0.1〜0.2%の食塩水の下限にあたります。
ただし、カフェインと糖分を含み、強炭酸で一度にたくさん飲みにくい飲み物です。汗をたくさんかく場面では、スポーツドリンクや経口補水液のほうが向いています。塩分と糖分の関係はソルティライチの記事で比べています。
子どもに飲ませても平気ですか
カナダ保健省の目安では、子どものカフェインは1日体重1kgあたり2.5mgまでです。体重20kgなら50mgで、ドデカミン1本の25mgはその半分にあたります。
1本で目安を超えることはありませんが、糖分も23.5gあるので、毎日の飲み物にするのは避けたほうが安心です。
妊娠中や授乳中に飲んでも大丈夫ですか
欧州食品安全機関と英国NHSは、妊娠中・授乳中のカフェインを1日200mgまでとしています。ドデカミン1本の25mgは、その約13%です。
お茶やコーヒーと合わせた1日の合計で考えてください。不安がある場合は、かかりつけの医師に相談してください。
ドデカミンについてのまとめ


ドデカミンが体に悪いのかを、公式の表示と公的な資料で確かめてきました。
答えは「カフェインの問題ではなく、糖分を本数で積み上げる飲み方の問題」でした。
- カフェインは1本25mg。お茶1本の約3分の1
- ストロングはカフェイン約60mgで定番の約2.4倍
- 糖分は1本23.5g。WHOの上限50gの約47%
- 三ツ矢サイダーは55gで、ドデカミンの約2.3倍
- アスパルテームは70kgの大人で1日9〜14缶が目安
- 元気成分のアミノ酸は合計62mgでゆで卵の約100分の1
- ゼロは糖類0gで、カフェインと元気成分は同じ
「カフェインが心配だからお茶に替える」という選択は、カフェインをかえって約3倍に増やす結果になります。
ドデカミンを続けたまま、1日1本までにするか、ゼロに替えるほうが体にとって得な選び方です。
やめるんじゃなくて、本数とゼロで調整すればよかったんですね。
毎日飲むならゼロ。それだけで1か月700g以上の糖分が消えます。
次にドデカミンを買うときは、ラベルの「ゼロ」の文字を探してみてください。
カフェインが入っていないお茶の例が爽健美茶の記事です。流産の噂を気にして緑茶600mlに替えると、カフェインは約78mg増えるという結果でした。
替えたほうが損をする逆転はアイスにもありました。ジャイアントコーンは、ラクトアイスを避けて高級アイスに替えると、脂質の割合がむしろ上がります。
手軽にエネルギーをとる食品ではウィダーインゼリーの記事も調べています。1袋180kcalの糖質は、同じカロリーのおにぎりとほぼ同じでした。
カフェイン入りの飲み物では、午後の紅茶 無糖の記事もあります。同じ500mlで家の紅茶やコーヒーと比べ、1日に飲める本数を計算しました。
エナジードリンクでは、レッドブル シュガーフリーの記事もあります。通常のレッドブルに替えるとカフェインは同じ80mgのまま糖分が26.8g増えることを、公式表示で確かめました。
同じくカフェイン25mgの炭酸飲料では、マッチの記事もあります。添加物を避けて果汁100%ジュースに替えると、500mlの糖分はかえって1.1〜1.2倍に増えることを確かめました。
栄養ドリンクのような炭酸飲料では、オロナミンCの記事もあります。1本のカフェインは19mgで、ドリンク剤のリポビタンDに替えると約2.6倍になりました。
同じアサヒグループの飲みものでは、アサヒドライゼロも調べています。1缶0kcal・糖質0gで、プリン体はビールの6分の1以下でした。
炭酸飲料のカフェインと糖分では、ライフガードの記事もあります。500ml 1本の糖分は46gで、WHOが勧める1日の目安の約9割でした。
成分ラボでは身近な食品を、メーカーの公式表示と国の資料をつき合わせて1つずつ調べています。
同じように糖分や甘味料が気になりがちな飲み物も調べているので、あわせてどうぞ。














本記事の栄養成分値は各メーカーが公表する数値です。製品規格や原材料の変更により変わることがあるため、購入時はお手元の商品の表示をご確認ください。
本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。持病や妊娠などで飲み物の制限を受けている方は、医師の指示を優先してください。







